2020.7.30

Music

TRICERATOPS愛が大爆発中につき、今語りたいトライセラの偉大さ

(この記事は2019年末頃に書いています。中途半端に終わっていたので公開してなかったのですが、せっかくなので勢いで、今さら公開します。トライセラ愛は不滅。)

Base Ball Bearに聞く、バンド力学 スリーピースで立ち返るサウンドの原点とこれから

先日この記事を見てて、すごいいいインタビューだなぁと思って。

ボーカル&ギターのこいちゃん(小出祐介さん)は私と歳が一つ違いで、たぶん通ってきた音楽経験がほぼ一緒なんですよね。だから、「トライセラが自分の中に根付いてる」みたいな感覚ってすごくわかると思って(まるで自分がミュージシャンであるかのような言い方)。

トライセラは、自分が初めて知った時からずっとコンスタントに活動をしているので、当たり前のように、いつも最前線のシーンにいたというか。

自分が新曲や新譜を聴けてなくても、トライセラは常にいい音楽を鳴らしている、そんな存在として思ってたんです。

(が、2019年現在、活動を休止しているんですね。今はメンバーそれぞれ個人活動に力を入れているみたいです。それも、トライセラトップスというバンドのためと私は前向きに捉えているので、いつか絶対3人で私たちの前に戻ってきてくれると信じています。)

で、ほんとに最近、自分の久々のバンド活動で「Fall Again」をコピーしたんです。

これね、実は発売当時はあんまり響いてなかったの。もうひとつのA面の「Silly Scandals」の方が好きだった。(こっちは大学時代にコピーしたなぁ。めっちゃ楽しかった)

でも今聴いたらめっっっっっちゃくちゃかっこいいと思って。

FALL AGAIN
https://www.amazon.co.jp/FALL-AGAIN-TRICERATOPS/dp/B00005HOE9
どうしようこの色気。なんで気づいてなかったの。当時の私にグーでいってやりたい。

自分が歌いたい!と思ってメンバーに提案してやらせてもらいました。いやー、控えめに言って超楽しかった。

そんな流れがありつつの最近で(前置き長い)、トライセラやっぱかっこいいな→トライセラほんと偉大だよね → やばい、実際曲やると超楽しい → トライセラ超大好き(今ココ)状態の私が、誰に頼まれるわけでもなく、ひたすらトライセラへの愛を語るのが本日のポストです。

TRICERATOPSと私、since1998

トライセラを初めて知ったのは「ロケットに乗って」。 1998年発売って。震える。

当時8cmシングル買いましたよ。なんだろう、直感っていうか反射的にって言うか、TVから流れてきてぱっと「いいな、すごくいいな」って思ったんです。当時よく聴いてました。

で、ファーストアルバム「TRICERATOPS」も買って。聴きましたねーこれも。この頃は私ギター弾いてたんだっけな?

『TRICERATOPS』は、リフ、リズム、メロディーの三位一体で、1stアルバムにしてTRICERATOPSの才能を如何なく示した名盤! | OKMusic

で、「Raspberry」なわけです。出会ってしまったんですこの曲に。

もう、至る所で語りつくされていることではありますが、この曲は「超名曲」です。こんな陳腐な言い方したくないくらいに奥深く、聴けば聴くほどその良さを再認識する曲、それが「Raspberry」です。

理屈とか関係なく、聴けば誰もが「グルーヴ」というのを感じてしまう曲。しかもこれがデビュー曲。 しかもロックバンドで、しかも90年代に。

彼らの、そして和田唱さんの底知れぬ才能を感じます。

で、アルバム「TRICERATOPS」後に私は一旦トライセラから離れます。と言うのも、自分の人生を変えたバンド、MOON CHILDがこの間に解散してるんですよね。悲しくて悲しくてMOON CHILDばっかり聴いてましたこの時は。

で、そんなどん底の気持ちを立ち直らせてくれた曲、それが「GOING TO THE MOON」です。

GOING TO THE MOON
https://www.amazon.co.jp/GOING-MOON-TRICERATOPS/dp/B00005G4QS
これこれこの衣装。当時超かっこいいと思ってた。

これもめっちゃ思い入れがあって…ポカリスエットのCM曲でしたね。CMで聞いて何これめっちゃかっこいい!と思って、すぐCD買いに行って。

当時Mステに出たのもドキドキしながら見てたし、和田くんが演奏しながら全然笑ってないのも、あんまりビブラートしない歌い方も、衣装で着てたグレーのウインドブレーカー?も、

全てが「超かっこいい!!!!!」ってなって、私この時、グレーのウインドブレーカー原宿でめっちゃ探しました(笑)

で、「if」からのアルバム「A FILM ABOUT THE BLUES」。これも買ってめちゃ聴きました。私のギターの裏には、今でもこのアルバムのステッカーが貼ってあります。

で、そこからまた離れて…そこからはつかず離れず。

「Silly Scandals」はすごい好きで聴いてて、あと「TATTOO」もめちゃ聴いてたけど、アルバムをじっくり聴いたり、新曲をチェックしたりってことは少なくなっていきました。

(でも、不思議と今この時期の曲を聴くと全部わかっているので、そう思い込んでるだけで実はちゃんと聴いてたのかも?)

社会人になって、トライセラとまたじっくり向き合ったのは「if」をコピーしたとき。

これも語りつくされてますが、「if」も超名曲です。

こんなにシンプルで、でもメロディアスで、秘めた熱さを持った曲は他にないと思います。それは演奏している時に特に感じる。

美しいメロディーとコード進行に泣きそうになること多々。アレンジも素晴らしいよね。(ちなみにこの時も私歌った。超楽しかった)

バンドをやってわかった。ここには日本屈指のリズム隊がいる

そして楽器を弾き、バンドを始めたことによってトライセラの偉大さが少しづつ見えてくるようになったのです。

バンドマンあるあるだと思いますが、楽器をやるようになると音楽の聴き方が変わるんですよね。

同じ曲でもいろんな聴き方で楽しむって言うのかな。だから昔聴いてた曲も、あ、このフレーズこんなことやってるんだ!とか、ここのギターのアルペジオはすごくきれいだな、とか。新たな発見があるんですよ。

で、時を経て、トライセラをトライセラたらしめているのは和田さんの曲と声だけではなく、林さん(ベース)と吉田さん(ドラム)という日本屈指の超鉄壁リズム隊なのだということに気が付いたのです。

で、自分がトライセラから離れてた時の曲も聴き始めるんですね。したらもう、なんていうか、全部名曲。すごすぎるわこのバンド。

中でも「GOTHIC RING」ですかね。たぶん中学生の時はわからなかっただろうこの曲の良さ。もうめっちゃいい。すごくいい(語彙力)。

あと「Jewel」「トランスフォーマー」も大好きになって。これもたぶんわからなかったなぁ若い頃の私には。

昔聴いてた曲もそうでなかった曲も、もうひとつ聴き方が変わったのは歌詞をじっくり聴くようになったこと。これは人生経験を経たからでしょうね。

トライセラの歌詞は情景が思い浮かぶ曲も多くて、昔はたぶん、そういう情景に自分を当てはめられなかった(経験がないから)けど、

今は曲の世界の中に自分を当てはめて、キュンとしたり切なくなったり、頑張ろうって思えるようになったんだなぁと感じています。

そんな感じで、10代~30代まで、向き合い方を変えながら私のそばにずっとトライセラはいてくれたわけです。

しかも、その曲たちはいつも、いつ聴いてもキラキラと輝いていて、いつだって私をドキドキさせてくれるのです。

以前、槇原マッキーが「素晴らしい曲は、自分の気持ちに届くまで『待ってて』くれる。そして時を経て聴いても全く色褪せない」というようなことを言っていて、本当にそうだなぁと。

私の好きな音楽たちはいつだってみんな最高だけど、トライセラはもう10代のころからずっと自分の中に根付いていて、ちょっと「特別」な気がします。

TRICERATOPS DON’T STOP NOISE

↑この、10周年ベストが出たときのお祝いメッセージの数々も超最高なのでぜひ見てほしい。

偉大さと切なさと心強さと

トライセラの偉大さってなんだろう…と2、3日くらい考え続けた結果、一番最初の記事の中にも出てた通り「日本最高峰のスリーピースバンド」である、これに尽きるんじゃないかと思いました。

トライセラはほんとに舞台に3人だけなのよ。スタジオ盤(いわゆる「CD」の音源)ではギターが2、3本重なってることもあるけど、基本的にライブは3人だけ。

だけど、音の厚みはとても3人とは思えないくらい迫力がある。

そこにはもちろん3人それぞれの演奏技術の高さだったり、厚くするための音の作り方だったり、コーラスの分厚さだったり、いろんな要素があるわけで。

でもこれが全部のスリーピースバンドで実現できるかって言ったらそうではない。(これも冒頭の記事の中でベボベこいちゃんが言ってる)

で、私は個人的に、やっぱり林さんと吉田さんのリズム隊の偉大さと言ったら、もうすごいと思うんです。

特に吉田さんのドラムは、私日本のドラマーの中で1番好きって言っていいかもしれないくらいに大好き。

よく吉田さんのドラムは「隙間がない」と言われるくらいにいろんな音を入れてる(バンドマン的に言うと「オカズが多い」)んですけど、そのセンスと言うか…

ドラムのことを語れる言語を持ち合わせていないのが申し訳ないんですが、もうすべてが最高なんです。

あかん、そろそろ力尽きてきてる(現在約4000字)

ってなわけで、ここで終わってた。なんて中途半端…!

最近は、和田くんはソロでアルバムも出して、テレビにも出始めてるし、林さんも吉田さんもそれぞれ音楽活動していらっしゃる。

バンドとして、良い歳の取り方だよなーって思います。

でもやっぱりゆくゆくはトライセラとして活動してほしい…!3人ともプレイヤーとしては円熟の域に入ってきたんだと思うので、ぜひ生で聞いてみたいな。

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