2020.8.22

SEEKS思考

サッカーのユニフォームから考える、「デザインのイケてなさ」が生む機会損失

今朝、NewsPicksで上の記事を見まして、関連で下の記事を見て、おおおーーー!ってなりました。もう1年前の記事ですけどね。

ヤマトの制服を「ホワイトマウンテニアリング」の相澤陽介がデザイン 20年ぶりのリニューアル | WWD JAPAN.com

ヤマトホールディングスは21日、「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」の相澤陽介デザイナーが手掛けた新制服を発表した。デザイン変更は20年ぶりで、9月16日からドライバーと窓口受付スタッフが着用する。 …

相澤陽介がJ1北海道コンサドーレ札幌のクリエイティブ・ディレクターに就任 | WWD JAPAN.com

サッカー・J1リーグに所属する北海道コンサドーレ札幌は21日、「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」でデザイナーを務める相澤陽介を、同チームのクリエイティブ・ディレクターに招へいしたことを発表した。 …

サッカー・J1リーグに所属する北海道コンサドーレ札幌は21日、「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」でデザイナーを務める相澤陽介を、同チームのクリエイティブ・ディレクターに招へいしたことを発表した。 …

https://www.wwdjapan.com/articles/805380

一流ファッションデザイナーの方が、サッカーチームのクリエイティブディレクターなんてすごい。超かっこいい。
サッカーのことは全然わからないけど、コンサドーレ札幌の好感度が爆上がりしました。

かっこいいものを身に着けることは、自己肯定に繋がる

これってすごく意味のあることだと思ってて、まず私のような素人が思うに、日本のサッカーチームのユニフォームって、申し訳ないけどイケてないんですよ。

海外のクラブチームのユニフォームってファッショナブルだし、古着とかでもよく見るでしょ?「着てかっこいい」文化になってる。

「着てかっこいい」はファッションのすごく大事な部分で、着ることによって「俺ってイケてる!」「私ってかわいい!」みたいな、自己肯定感を与えてくれる。
自尊心を高めてくれるのがファッションの大事な機能なんです。

世界のエグゼクティブと呼ばれる人たちが高価なスーツに身を包むのも、スポーツ選手が高級ブランド品を持つのも、そういう理由なんだと私は考えてます。
「いいもの」を持つことで自分がアガる、そういう経験は誰もがあると思う。なんなら洋服じゃなくてもね。

だから、一流のファッションデザイナーが作ってくれたユニフォームを着て戦えるって、すごく自分を高められることだと思うんですよ。
「たかがユニフォームで?」と言われるかもだけど、それくらい大事。身にまとってるものがかっこいいかダサいかで、人間のマインドって大きく変わるはず。

デザイン感覚を持つことが、これからのビジネスに必要なのでは

実際今のコンサドーレのユニフォームを見てみたんですけどね、フロントに出るスポンサーのロゴも、きちんと意図を汲んでくれているのかデザインとちゃんと一体化してるんですよ。これは大きい。
マジで、今度「白い恋人」爆買いするわ!ってくらい、石屋製菓の好感度爆上がり。

だって、企業スポンサーロゴの違和感たっぷり!なやつもあるじゃないですか。どことは言わないけどさ…
個人的には、ユニフォームのデザインに沿った形で、スポンサーロゴも柔軟に組み替えてくれたらうれしいんだけどなぁ。って感じです。

で、ここから考えたんですけど、
「デザインのイケてなさ」が、ビジネス機会の損失を生んでいる。
広く長い目で見るとそういうことでは?と。

SNS時代の今、「映えない」モノへの消費者の感覚って、ずっとずっと厳しくなっているなって思ってる(自分自身も含めて)。それが信用度にも繋がってきたりして。

以前仕事のクライアントの方に、
「今は近所で病院を探すとき、ネットで、ウェブサイトがきれいで整っている病院を選ぶ傾向がある。医者の腕とか、昔からある医院だとかそういうことは見ていないらしい」
という話を聞き、確かにそうだなーと思ったんですよね。

やっぱり、デザインが整っているものの方に人は魅力を感じるし、信用だって感じる。現代はその傾向がどんどん強まってる。

これからの時代、この傾向を上手に取り入れていくことが重要だと私は考えます。まずは「かっこいい」「なんか素敵」って思ってもらう。なんなら、そう感じてもらわないと入り口にも立てないんじゃないか。

だからデザイン感覚が必要だと思ってるんです。全てのビジネスに。

これをサッカーのユニフォームに当てはめて考えたとき、例えばですけど
「ユニフォームがダサいから、あのチームではプレイしたくない」とか、
「ユニフォームがイケてないから、あのチームは応援したくない」みたいなことが、この先発生する可能性もある。

これってすごい機会損失ですよね。
「野球をやりたいけど、坊主にしなきゃいけないから辞める」みたいな。

実際、サッカーでヨーロッパのチームが世界のトップを率いているのは、もちろんプレイの一流さもさることながら、エンブレムやユニフォーム、選手の私服スタイルに至るまで、一連の「かっこよさ」があるからじゃないかな。

ヨーロッパの真似をしろってわけじゃないし、日本には日本の良さももちろんある。でもだからこそ、「かっこよさ」にはこだわってほしいなと思う。

コンサドーレ札幌のグッズがどうかっこよくなるか、そしてそれが日本のサッカー文化に影響を与えてくれるのか、すごーく期待しています。