2020.8.16

SEEKS思考

モノの後ろにある価値を大事にしたい

仕事柄、油断すると毎日家に閉じこもっちゃうことになるので、なんやかんや理由をつけて街に出るようにしてます。

にしても暑いですねー。今年の静岡の暑さはちょっと暴力的。

歩き回るといろんな発見があります。現実世界の中にはいろんな問題意識が転がっているんですよね。

今日は、「見た目や値段に惑わされずに、価値を見極める」ことについて。

全品100円のお菓子と、8000円の白Tシャツ

とあるお菓子屋さんが「全品100円でーす」という呼び込みをしていました。

一瞬おっ、と思って、お店をのぞき込んじゃったんですけど。

その時の私が考えてるのって「100円?なになに??」みたいなことで、「おいしそうだなー」とか「買ってみたいな」から始まってない。

なんか、「100円でーす」って値段だけで呼び込んじゃうのはすごいもったいないんじゃないか?と思ったんですよね。

これが例えば、「静岡の希少な抹茶を使ったお菓子でーす」とか、「北海道の高級バターを使用したパンです」とか、商品そのものの特徴で呼び込んでくれたら、もっとその価値を理解して購入することができるのになーって。

もちろん、「全品100円」も魅力的な価値だとは思うけど、そうすると値段しか目が行かなくなっちゃうんじゃないかって…

せっかくおいしいお菓子を製造してるのだから、お菓子そのものの価値を大事に伝えたほうがいいと私は思います。

お洋服屋さんでは、夏物のTシャツがお店の入り口に並べられていました。

特にこれといった特徴のない、真っ白なTシャツ。セレクトショップなのでそこそこのお値段するものです。

今、こういう白いシンプルなTシャツって…みんなユニクロで買っちゃうんじゃないでしょうか。よっぽどこだわりがあれば、ヘインズとか外国製のものか、スリードッツなどの高級な専門ブランドか。

いずれにせよ、セレクトショップオリジナルの「普通のTシャツ」に手を伸ばすためには、それ相応の価値を持ったものでないと難しいんじゃないかなー、と。

例えば、イタリアの有名なメーカーと同じ工場で作ってる、とか、国内産の上質なコットンを使ってる、とか。

でもその特徴自体ももうどこかで聞いたことのあるものだったりするし…

何の変哲もない白Tシャツに、どれだけ価値を与えてあげられるか。こういうことを考えてるセレクトショップとかブランドって、あんまりないのかな。

もうすぐ秋物も出始めるけど、店頭にたくさん積まれた白Tシャツがなんだかさみしそうで。

商品を作る人、売る人、買う人。それぞれそのものの価値をどれだけ理解できるんだろう。

私だって偉そうなことは言えない。きちんと価値を見極めて買い物をするってとても難しいことだ。

だけど、価値あるものを作っている人、売っている人、買う人を少なからず知っているからこそ、きちんと理解したい。

モノには必ず作られた過程がある。できるだけそれを理解して大事にしたいと考えている。だから、値段や見た目を見るだけじゃなく、ある意味「慎重」でありたいなと思うのです。