2020.8.15

Life

「ビヨンドザリーフ」さんのニットバッグから考えたこと

バッグを編みました!

「ビヨンドザリーフのバッグスタイル」という本に載っているバッグです。

もともと帽子に編んでいた糸をほどいて作ったので、糸量が足りず…底もレザーを使ったので、本の作り方通りではないですが…

かわいくできたので、満足の仕上がりです!

かぶらなくなった帽子がもったいないな、って思ってたので、リメイクできてよかった!

「飽きたらほどいて別のものを編むことができる」ってとこが、編みものの好きなところですね。

今回私が編んだバッグは、難しい編み方はしていなくて、筒に編んだボディにブラックの持ち手を付けたシンプルなデザイン。

シンプルな分、編み地を美しく見せるために編み方に苦労したよ…

でもその分愛着もわくし、こんなにシンプルな作り方でかわいくできるんだ!って、感動しました。

昔編んでいた帽子には、フリルとかリボンとか装飾をつけていたけど、大人になった今はこういうベーシックなデザインが好き。

あとこの本全体の「魅せ方」が、とても今っぽくておしゃれなのよね。編みもの本にはあまりない、かっこいいスタイリング。

この表紙のモデルさんとバッグを見て、「かわいい!」って思って編みたいと思ったし。

編みものがもっとかっこいい文化になればいいな

なんて、偉そうですが漠然と考えています。

なんとなくおばあちゃんがやるものってイメージとか、出来上がったものも「手作り感」が強いものが多くて、正直言って「おしゃれ」とはまた違うところにあるというか…

もちろん、すごくおしゃれに手作りを楽しんでいる方はたくさんいると思うんですけどね。

編みものだけじゃなくて、手芸そのものが持ってるイメージが、もっとかっこよくおしゃれになっていけばいいなぁって。

今回のニット本を出しているのは、「ビヨンドザリーフ」というニットバッグを制作しているブランド。本を通じて初めて知りました。

夫が亡くなって編み物に没頭するようになったという創業者の義理のお母さんをきっかけに、「編みものの高い技術を持ったおばあちゃまたちに、もう一度社会に関わる機会を持ってほしい」という想いからブランドが始まったという、そのお話に感銘。

もちろん大切なのは、きちんと「今、持ちたい」と思えるバッグだということも熟知されていて、「高齢者の技術+デザイン力」で、素敵な商品をたくさん生み出している。

私がイメージする「手作り感」は感じられなくて、どれも今っぽくて素敵で、大人っぽくてかわいい。

編みものをかっこいい文化に、という考えをここまで体現している、いやむしろ超越して、非常に社会貢献度の高い事業になっていることがすごいなぁ。

バッグを編んで考えたこと

高い編みものの技術をもったおばあちゃまたちの、技術継承と社会参加を目指す。

この、「異なる世代それぞれのスキルや能力を掛け合わせて、新しいものを生み出す」っていうモデルはいろんなことに活かせるのでは?

やっぱり人は、いくつになっても誰かの役に立ちたいっていう想いはあるものなんだろうな。きっと私もそうだと思うし。

今回ビヨンドザリーフを知ったことで、もっと多様な生き方を選択できる社会や、新しいイノベーションの可能性を探っていけるのかな、と、バッグ一つからかなりスケールの大きなことを考えたのでした。